講演会を終えて:その3

(最終更新日:3月25日)

しつこくPart3です!!忘れないうちに、書けるだけ書きます…。
私はマイナスなことを綴ってしまう傾向にあるので、今度はプラスのことをガッツリ書こうと思います!

生徒さん全体の印象で、すごく良いなと思ったこと!

前々回書いたお話ですが、「当たり前のことが、当たり前に出来ている」ことです!
優秀な先生方の熱心な人間教育が、生徒さんにちゃんと伝わってるんだなぁ…と、ジ~ンときました。
休憩時間にトイレの場所を男の子が優しく教えてくれたり、帰り際の挨拶の気配りがスゴかったです!こちらが、こそばゆくなるほどでした。

先生に厳しく言われることも沢山あるかもしれませんが、誰だって嫌われるよりは好かれたいです。前回書きましたが、簡単に生徒の人気者になれる方法は、先生にだってきっとあります。
でもあえて厳しくするのは、自分の為ではなく、やはり生徒さんのこれからの為だと思うんです。だから、先生のことは信じられる大人として全力で信じて、お話をよく聞いて、たくさんデザインを学んでください…!


ではでは…
頂いた質問に改めて、この場で答えたいと思います。質問に来れなかった人は、見ておいてくださいな~!

講演会で、私は奨学金で大学を卒業したお話をしたのですが、奨学金制度について興味深々な生徒さんが何人もいました。今は片親世帯が多いので、学費は深刻な問題ですよね…。
その他「親に迷惑かけたくないから」等、自分でお金を工面してでも学びたい意識が高かったです。(それだけでエライよ…!)

私が奨学金制度を利用したのは20年も前なので、今は制度がかなり変わってるかと思います。現状の制度にはあまり詳しくないのですが、昔よりバリエーション豊かな印象があります。(過疎化の深刻な市町村が、人集めで募集しているマニアックな奨学金もあり、ほんとピンキリです。)
どこを選ぶべきか、まずはインターネットや書籍などで最新の情報集めが必要です。

一つ覚えておいてほしいのは、大学を卒業した後の収入や生活を想像してから、奨学金をどれだけもらうか、よく考えることが重要です。

大学卒業後にお給料の少ない会社に就職した場合、月々の返済はかなり大変です。
奨学金の保証人を”家族”にした場合、あなたの家族・親族にまで返済義務があり、親子共に奨学金破産してしまうことが大きな社会問題になっています。

「奨学金」って爽やかで耳障りのいい言葉ですが、若くしてこれから何百万円も借金を背負うことなんです。今回お配りした冊子で、契約書の恐ろしさについて触れていますが、はじめての「恐怖の契約書」が奨学金申込になる人もいるかもしれません。

適当に規約を読んで、適当に一人でハンコ押さないよ~に!!契約内容をご家族とよく読んで、提出書類も一緒に確認しながら書いてください。

芸術を学ぶ場所は、学費の高い美大・芸大だけが、すべてではありません!
専門学校や、夜間部・通信制の大学等も視野に入れて、自分が実際に奨学金を返せそうなプランを立てることも重要だと思います。一度社会に出て、お金を貯めてから専門学校に行くのもアリじゃないかな?
(番外編として、漫画研や映画研などの部活がアツい、一般教科の大学に行く手もあります。:漫画「げんしけん」参照。笑)


ではその他の質問…!

●イラストの線画は得意だけど、塗りが下手なんです。どうすればいい?

線画が得意な人は、塗りが得意な人よりずっと有利ですよ。イラストで一番大事なのは、やっぱり大元の線画です。塗りが得意な人と、ペアを組んで作品を作ってみたらどうかな?
ストーリー構成を学んで、漫画家を目指すのもアリですよ。(売れっ子作家になれば、塗りはアシさんの仕事だし…。笑)


●クリエイターの仕事をするには、やっぱり英語が出来た方がいい?

質問を受けて、「エッ?それは私が英語が出来る大前提の話?!」と、ついズッコけてしまいそうになりました。(私はあまりに話ベタなので、逆に帰国子女に思ったのかな?とか。笑)私は英語できませんよ~!
人工知能がこれから更に発達していく中、英語能力ゼロでも、リアルタイムで外国人と意思疎通できる日も近いんじゃないかと思います。

でも現実的な話をすれば、もしイラスト”のみ”で純粋に食べて行きたい場合は、海外移住した方が幸せに暮らせるかもしれません。
「これぞ、日本アニメ!」なキャラクター画が上手に描ける人は、海外で仕事にも異性にも恵まれます!たぶん…。(笑)海外でモテたい人は、今から英語がんばって下さい!

男の子も一人だけ、私に質問してくれました!短い時間だったけど、ちゃんと答えられたかな…。><;また母校に行ける機会があったらいいな。もっと深くお話したいですね。


ほんのひと時だったけど、1日だけでも憧れの先生になれて嬉しかった。

帰り際、質問に来てくれた女の子たちとお茶して、より深~く学校のことをお話してくれました。最後まで見送って、あの日は最寄り駅を降りるまで先生でいられることが出来ました。ありがとう!

作家として、大人としての矜持を持つことが出来ました。今までなかった暖かい気持ちが胸に芽生えています。本当に良い経験をさせて頂きました。

私を講演会に誘ってくださったデザイン科の先生、ありがとうございました!

ブログに何度か書かせてもらっている創作の大先輩にも、講演会の内容をどうするべきか色々相談しました。おかげさまで、すごくイイものを母校に残せたと実感しています。悔いなし…!先輩もありがとう!!


高校生のあなたも私も、やっぱり気持ちや境遇は同じです。
私もいろいろ頑張るよ~!