講演会を終えて:その1

母校の工業高校で、昨日生まれて初めての講演会をさせて頂きました。
テンパって支離滅裂なことも沢山言った気がするのですが(苦笑)、いま自分が出せる全力の気持ちでお話することができたので、気持ちで受け取ってもらえたら嬉しいです。

皆さんに短い時間でお話出来ることは限られるので、クリエイターや作家を目指す生徒さんのために、「誰も教えてくれなかったこと」と題した冊子をお配りしました。
今はあまり実感が湧かないお話ばかりかもしれませんが、お守りとしてクローゼットの片隅にでも置いてもらえたら、5年後10年後に役立つ日が来ます!…と予言しておきます。(笑)

昨日は作家になるまでの大変なことがお話のメインになってしまいましたが、大変なことと同じくらい、夢もいっぱいあるお仕事です。

10代から20代の頃に大好きだったアーティストや作家さんと、仕事をすることが出来ました。これは、とっても大きいことだと思います。
「いつか、あの先生みたいになりたい、一緒に仕事したい!」という憧れの気持ちが、作家を目指すうえで何より強いモチベーションになります。
そして憧れの先生と仕事が出来たら、今度は自分もそういう人間になりたいと思い始めるかもしれません。

講演会でお話しましたが、その時は「当たり前のことが、当たり前にできる」人になっていてほしいです。先輩後輩分け隔てなく挨拶したり、ものを貰ったり気遣いをしてもらったら、後輩にも進んで「ありがとう」と言える人になって下さい。

いま皆さんが先生方などに当たり前に出来ていることが、役職が上がったり、売れっ子作家になると、とたんに出来なくなる人が多いのです。だから、それだけはどうか忘れないでください。

昨日私も皆さんの前に立たせて頂いて、それが自分も出来たかどうか、まず第一に考えながらお話しました。


さて…

講演会の後の、質問コーナーで感じたこと!


企業のなかで活躍されているもう一人の方も講演されたのですが(2名の講演会でした)、圧倒的にそちらへ生徒が集中し、私はちょっとアウェーな感じに…(^^;

(私のほうに集まってくれた少数派の女の子と、怪しい円陣組んで盛り上がったり、楽しかったけどね。笑)

また、質疑応答で手を挙げてもらった生徒さんは、会社を作るには?等、どちらかというと現実的な質問が多かったです。

でも講演終了後に、漫画の技法について必死に質問してくれたり、帰り際すれ違った生徒さんにすごいお礼を言ってもらえたり、個別のところでの熱量を感じました。
(書き途中のアンケートもチラ見したのですが、やっぱり個別の生徒さんには響いている…!)

もしかしたら…
クリエイターや作家の仕事に興味があっても、周囲の目が気になって、積極的に質問できなかったのかな…?と感じました。

作家を目指していることがバレたら、卒業するまでクラスメイトにバカにされるかもしれないし、そりゃ、そうだろうな~~~~~と…。

デザイン科の高校に入る主な動機って…やっぱり、小さい頃からイラストや漫画を描くのが好きだったりするわけですよ。
なので、講演会で私のほうに質問に行く勇気がなかった生徒さんが、潜在的にいっぱいいるんだろうなと、メガネを光らせながらこうしてブログを書いているわけです。(笑)
絵が好きな人って、とくに大人しい性格の人ばかりじゃないですか!

講演会ではあんまり人気モノじゃなかったけど(笑)、密かにドキドキしながら話を聞いてくれたそこのキミ!!ありがとう。

周囲の目を気にして聞けなかったことがあったら、講演会のアンケート用紙に質問を書いておいてください。もう提出しちゃった人は、先生に追加で質問を投げてみて下さい。
デザイン科の先生とのメールのやりとりで、回答できるみたいなので。

―アンケートはもはや、仮名で良いのでは?(笑)

高校生には高校生の苦労が、大人と同じ量ある。
高校生って大変だ!!!と思いました。

私も未だ試行錯誤の連続なので、一緒に力強くがんばりましょう!